出雲旅行記とか言いながら、すでに出雲じゃないw
次は八重垣神社です。
八重垣神社は祭神が素盞嗚尊と櫛名田姫、つまり夫婦の神様の神社です。
(念のため書くと神話では素盞嗚尊がヤマタノオロチを倒して櫛名田姫と結婚するという流れです)
夫婦の神様の神社で、日本最古の結婚式の場ということです。
この時点で、どんな神社か容易に想像出来ますね。
もう思いっきり縁結びな雰囲気がします。
なんで行こうとしたかと言えば、タクシーの運ちゃんにこの辺(松江)で有名なとこって聞いたら教えてくれたからw
八重垣って聞いて、ああ、八重垣って松江なのかぁと。
縁結びのイメージより古事記のイメージが強い私にとっては古事記の和歌を思い出していってみようかなぁと。
「八雲立つ 出雲八重垣 妻込みに 八重垣造る その八重垣を」ってやつです。
「重なってる雲みたいに俺たち(素盞嗚尊と櫛名田姫)も立派な宮殿作ろうyo」っていう感じです(超意訳)。
八重垣神社へはJR松江駅からバスが出てました。
乗車時間は大体20分くらい、ですがバスを待つ時間もそのくらいかかります。
八重垣神社の鳥居。バス停からすぐ先にあります。
近所の神社っていう雰囲気です。
その近所の神社っていう雰囲気とはとてもかけ離れた参拝客の数w
そしてびっくりするくらい若い女性の参拝客が多い!
そう、まるで間違ってランジェリーコーナーに入っちゃったかのような居心地の悪さを感じつつ拝殿へ。
そりゃそうですよね。
拝殿は鳥居入ってすぐ。
足摩乳神社と手摩乳神社。私は足名椎命(アシナヅチ)手名椎命(テナヅチ)の方がしっくりきます。
櫛名田姫の両親ですね。
ここまでで十分縁結びの神社としてのバックボーンがあるはずですが、とどめを刺すように「銭占い」が存在します。
末社を更に横切り進むと鏡の池という池がありまして。
その池の紙を浮かべて、紙の上に硬貨を置いて占います。
早く沈めば、近いうちに縁があるといわれて、遠くに行くと遠くの人との縁があるという占いです。
この占いのそもそもの謂れが私にはよく分からず、帰って調べても見当たらないんですよね。
こういう占い作ったら稼げるんじゃね?みたいなところからきたのか、どうなのか。
タクシーの運ちゃんもよくわからないみたいで、船の上からお金が出て沈んだ話とかされましたが、沈んだらだめじゃんと思いながら聞いてました。
鏡の池の出入り口には夫婦椿があります。
この日はもうとにかく人が多くてさすがに撮れませんでした。
女の子ばっかのところに、じっといるのも気が引けるので。木だけにねww
……えと、夫婦椿というのは、二本の木がくっついて途中から一本の幹になってる椿です。
連理の枝ってやつですね。
ここから若干マニアックなルートへ。
松江駅から2駅、揖屋という駅で降りて「揖夜神社」へ。
揖夜神社の祭神は伊邪那岐命です。
どっかで働くキャリアウーマンのための神社とか何とか話を聞いてましたが、私はキャリアウーマンでもなんでもないのでただの興味で参拝です。
こちら拝殿。拝殿には鏡が飾られています。
拝殿から右に進む道があったのでなんだろうと行ってみたら奉納鳥居がずらーりと。
お稲荷さんもお参りしました。
この神社、静かでいいですね。
参拝客は私が帰る頃に二人連れの方が来てたように思います。
そして……次がラスト。
女子って縁結びに異様な情熱燃やすよね・・・
で、チビ・デブ・ハゲ・ブサ・貧乏人等と縁結ばれそうになると全力で回避するよね・・・
自分には釣り合わないようなハイスペック男子との縁なんかもらえるわけないじゃんw