前に「アメリカの老人」という題で紹介したお話。サラリーマンが出張先のアメリカの田舎町で、文化大革命の途中に生命の危機を感じた中国人一家が国外逃亡した老人の昔話を聞くというストーリーです。
このお話を、文化大革命って何? 日本で昔あったらしい安保闘争みたいなもの? 的な感覚で読むと、途中から始まるカニバリズムの下りから、ただの法螺話じゃないか? と読み進めてしまう可能性があるかなと思います。
しかし実際、文化大革命という名の内乱と飢餓がもたらした今の常識ではとても考えられない事件が、45年前の今日、6月18日の中国で起こっています。その中の一つが、おそらく話の中で伏せられていた学校で行われていたと書かれている「喰人宴会」でしょう。
とても怪異譚というレベルではないので「アメリカの老人」の話の補足はこのくらいにさせてもらい、これ以上書くことは避けるかわりにリンクを張っておきます。
完全に閲覧注意です。グロ耐性がない方は絶対NGです。
人間が肉になる世界ってどうなの
大好きなあの人もただの肉になってしまうかもしれない
家畜ほか生物たちには申し訳ないが
人間として生きている以上
「ヒトのカタチ」だけは絶対に守らなければいけない気がする
何人もそのシルエットを犯すことは許されないと思う
(事故・欠損・障害・医療の否定ではありません)