かんひも

僕の母の実家は長野の山奥、信州新町ってとこから奥に入ってったとこなんですけど。 僕がまだ小学校3、4年だったかな? その夏休みに、母の実家へ遊びに行ったんですよ。 そこは山と田んぼと畑しかなく、民家も数軒。 交通も、村営のバスが朝と夕方の2回しか通らないようなとこです。 そんな何もないとこ例年だったら行かないんですが、その年に限って仲のいい友達が家族旅行でいなくて両親について行きました。 行ってはみたものの……案の定、何もありません。 デパートやお店に連れて行ってとねだっても、一番近いスーパー(しょぼい…... 続きを読む

人気ブログランキング

白装束

他のスレで拾って来た 名無しさん (2009/02/01(日) 14:02:45 ID:5YV/ZaMR) 営業で静岡に行った時のオカルト体験。 昼飯を食った後に急に腹が痛くなり、パチンコ屋のトイレに駆け込んだ。 便座に座るやいなや液状の軟便が炸裂し、強烈な悪臭が立ちこめた。 俺は臭いが広がらないように急いで流した。 ちり紙で丁寧に尻を拭いていると、ドアの外で人の声がした。 ここには自分以外、誰も入ってきた気配がなかったのに妙だと思った。 その声は女の声で何やら会話をしている。 内容は聞き取れないが、出た... 続きを読む

人気ブログランキング

ヒトツサマ

えっと前スレでヒトツサマについて質問した者です。 詳しくはわからなかったのですが一応得られた情報だけ報告します。 >>497 一目連の類かなあ? おそらく屋敷神のたぐいではないかと思われますが、 九州の大分地方であれば「コイチロウ(小一郎)ガミ」というものがあり、お婆さまがそれを「ひとつさま」と表したという可能性もあるかもしれません。 尸童(よりまし) 依坐とも書く。神霊が童子によりついた場合をいう。 神霊が樹木や石などによりついたときには依代という。 神霊ではなく死霊がついた場合は尸者(ものまさ)と呼ば... 続きを読む

人気ブログランキング

黄泉の世界

皆さん、こんばんは。 今宵も暑いですね。 自分は某都内の大学で古代史を専攻している者です。 専攻は古代史ですが、考古学も学んでいるので発掘調査にも参加しています。 発掘調査なんてものは場合によっては墓荒らしと大差ないんです。 故に色々と出てきます。 誰だって自分の墓を荒らされたい人なんていないと思います。 古代人も同じなんですかね。 今から書き込ませてもらうのは、そんな自分が体験した古墳発掘調査の時のお話です。 まあ、ほんの一例ですが。 この話は、長野県の某古墳群の一つF11号墳の発掘をしていた時の事です... 続きを読む

人気ブログランキング

老婆

あれは僕が小学5年生のころ。 当時悪がきで悪戯ばかりだった僕と友人のKは、しょっちゅう怒られてばかりでした。 夏休みのある日、こっぴどく叱られたKは僕に家出を持ちかけてきました。 そんな楽しそうなこと、僕に異論があるはずもありません。 僕たちは、遠足用の大きなリュックにお菓子やジュース、マンガ本などガキの考えうる大切なものを詰め込み、夕食が終わってから近所の公園で落ち合いました。 確か、午後8時ごろだったと思います。 とはいっても、そこは浅はかなガキんちょ。行く当てもあろうはずがありません。 「どうする?... 続きを読む

人気ブログランキング