稲川淳二の怪談で、溺れ死んだ友達の死体を見てビックリするって有名なのが有るじゃないですか。 ただの死体と思ってたら……ってヤツですが。 そんな怪談など知らない頃に聞かされたちょっと気味の悪い話。 小学校の時の副担任のK先生は、登山が趣味で大学生の頃はよく仲間と出かけていたそうです。 K先生の授業は授業中の雑談、いわゆる“脱線”が多く中でも怪談はクラスでも人気が有りました。 今なら授業中に子供に怪談話など、とんでもないと怒られるかもしれません。 K先生が仲間と登山に出かけた時、転落事故に遭遇したそうです。 ... 続きを読む
人物にまつわる怪異
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詩人、長谷川龍生の怪談話
15,6年前にやってたテレ朝「プレステージ」の怪奇話特集を覚えている人いるかなあ。 中島らもやなんかが出てたやつ。 あの詩人の長谷川龍生の話が当時マジコワだったんだけど、これってガイシュツ? ちょっとうろ覚えだが、こんな話だった。 詩人・長谷川龍生(りゅうせい)は当時静かな仕事場を探していた。 そして世田谷区の某所に破格に安い一軒家があったので、そこを借りることにした。 あまりに安い物件なので、なにかあるかもしれないとは薄々予測していたらしい。 だが長谷川氏は天涯孤独の身で、幼少から少々のことではビクリと... 続きを読む
小5で150kg
メンヘラ系の話なので、苦手な人は今のうちに逃げて。 消防の頃の友達に、すごく太ってる子がいたんだ。 小5で150kg越えみたいな。 遊びに行ったときのおやつはケーキに揚げドーナツにラーメンに、漫画に出て来るみたいなおやつどっさりな世界。 で、どれでも好きなのを、っていうより一人分ずつきっちり用意してあり、その子も私もきっちり食べましたとも。 おいしかった。げふ。 「いいなあ。いつもこんなにすごいおやつなの?」 って聞いたら 「うん、こんな感じ」 と答えた。 でもあれは軽く見積もっても2500kcalは余裕... 続きを読む
【ショートショート怪異譚(職業)】漏電事故、豪雪地帯の副業、ステーキの味
漏電事故 じゃ俺が昨日出入りの配管工から聞いた話。 熱湯の通ってる銅管とか修理するのが大変ですねっていう話の流れで 「原発じゃないですが蒸気とか、漏電とか危なそうですねえ」 「ええ、まあこういう家庭用の100Vだとそうでもないんですがね」 と言って話始めた。 昔その配管工の同僚にAさんって人が居たらしい、ある時デパートなんかの大型の変電設備の近くで水道管の修理をしていた時に、運悪く漏電事故が起きた。 「100Vやそこらなら手が反射的に痛みで手が離れるんですよ」 「200Vになると手がくっつきますが、周囲の... 続きを読む
消えた動物
これは俺が小学生の頃の話です。 当時俺が住んでいたのはとんでもない田舎で夜になると明かり一つつかなくなるようなところでした。 そんな田舎の農村に、いつからか妙な浮浪者が住み着きました。 その男は年齢は五十代半ばほどで、190センチ近くあるような大柄の男でした。 口元にやたら唾をためているので、村の人達は彼を気持ちわるがってあまり近付きませんでした。 その男は川の側にテントを張りそこで暮らし始めました。 村の大人は彼を避けましたが、子供達は好奇心から彼のテントに探険に行くようになりました。 その中には当時の... 続きを読む
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