六甲ドライブ

幽霊ではなく人間でしたが、年月が経つにつれ自信がなくなっていく思い出です。 俺が19歳の頃の話です。 高校は卒業していましたが、これといって定職にもつかず、気が向いたら日雇いのバイトなどをしてブラブラしていました。 その頃の遊び仲間は高校の時の友人グループがいくつかあり、その日もその内のひとつのグループの奴の家に集まり、だらだらと遊んでいました。 そのグループの連中は、地元では結構有名な悪い奴らの集まりでした。 俺はケンカも弱いしバイクも持っていなかったけど、そのグループのリーダーが幼馴染で家も超近かった... 続きを読む

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探しもの

俺の友人が体験した怖い話。 俺の友人もとい彼は、数年前まで東京の飛び込み自殺で有名な某路線のすぐ側のアパートに住んでいた。 それこそ窓の直ぐ側に線路があるような場所で、そこに引っ越した最初の頃は深夜に通過する電車の音と振動で眠れなくなる位の場所だった。 まあ、その所為もあるのか駅の近くの立地にしては家賃も安かったので音と振動も我慢する事にして、数週間も過ごせば次第に彼は電車の通過の際の音と振動を気にしなくなった。 けど、ある時期を境に彼はそのアパートから出ていった。 アパート自体には問題は無かった。 音と... 続きを読む

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ラフレシア探索

4~5年ほど前に、取引先の人から聞いた話。 その人が言うに、もうだいぶ前の出来事とのことだから、少なくとも10年以上前のことと思われる。 インドネシアにA氏(話してくれた人)、B氏、C氏の3人で仕事に行った。 仕事といっても、半分は遊びを兼ねたような旅行だったらしい。 そんなわけなので、仕事が終わってから10日近い暇ができ、最初の2~3日はのんびりと観光を楽しんでいた。 3人とも現地は初めてではないので、なんとなく退屈さを感じていたところ、B氏が 「ラフレシアを見てみないか?」 と言い出した。 ジャングル... 続きを読む

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新聞の不着

さっき、新聞配ってるオッサン見て久々に思い出したから投下する。 携帯からだから見にくかったらごめん。 俺が学生時代の話なんだけど、いわゆる新聞奨学生をやってたんだ。 学校行きながら朝早く起きて(3時~5時ぐらい)新聞配るのって意外にきつくて、始まって1ヶ月で軽く音をあげてたw それで新聞配達って、まぁやった事ある人は分かると思うけど不着っていうのがあってさ、要は配り忘れなんだけど新人の俺はけっこう不着してたんだ。 だけどその中の一つ、田口(名前忘れたから田口で)さんっていう一軒家だけは何度やっても不着にな... 続きを読む

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くねくね

別サイトに掲載されてて、このスレの投票所でも結構人気のある「分からないほうがいい」って話あるじゃないですか。 その話、自分が子供の頃体験した事と、恐ろしく似てたんです。 それで、体験した事自体は全然怖くないのですが、その「分からないほうがいい」と重ね合わせると、凄い怖かったので、その体験話を元に「分からないほうがいい」と混ぜて詳しく書いてみたんですが、載せてもいいでしょうか? これは小さい頃、秋田にある祖母の実家に帰省した時の事である。 年に一度のお盆にしか訪れる事のない祖母の家に着いた僕は、早速大はしゃ... 続きを読む

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