気になる部屋

これは20代の頃に自分が体験した話です。

10年ほど前の夏の日の事です。
三重県N市のファミレス裏にある家にリファームの仕事に行くことになりました。

朝現場に着くなりお腹と腰が痛くなり嫌な感じでしたが、痛みを我慢しながら作業していました。
午前中は台所でキッチン台などを付け替える業者などが来て、夕方に自分と父親の二人での作業となっていました。
電気は通ってましたが照明などは使えない状態でした。
夏でも夕方になると家の中は真っ暗だったので、私たちはコンセントに繋いだクリップ型の電球を持ち運んで部屋や場所を照らして作業をしていました。

2階建てでしたが1階のリフォームしか頼まれておらず、あとは階段と玄関だけの作業になりました。
階段の壁紙を張り替えているときです。
急に上のほうが気になり見上げると、女性が階段の上から覗き込むように見ていました。
今まであまり幽霊を怖いとは思っていませんでしたが、その時は声も出なかったです。
それ以降何度か階段の上を見てみましたが、もうそこには何も見えませんでした。
父親にも言えず作業を続けていました。

車に置いてある仕事道具が必要になり取りに向かいましたが、その時朝からずっと開けっ放しの玄関のドアから急に人影が出てきて思わず大声をあげてしまいました。
詳しくは忘れてしまいましたが、様子を見に来た大工の現場監督か何かだったと思います。
その方も自分ほどではないですが驚いた声を出していました。

これからここに住む人に伝えるわけにもいかないので、今もそこに住んでいるのか分かりませんが心霊番組などを見るたびに思い出してしまいます。
この家は、玄関から真正面にトイレ・お風呂と階段があります。
左手のほうが10畳ほどある大きな部屋と台所になっており、右手には階段寄りと玄関寄りに一部屋ずつあって玄関寄りのドアは開いていましたが、階段寄りの方の部屋のドアだけ閉まっていました。
そこが入った瞬間から気になっていましたが、仕事の用事もないので開けるわけにもいかず、10年経った今でも階段上で見た幽霊よりも気になってしまいます。

匿名希望

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  • 名無しさん

    N市って伏せてるけど三重県にNから始まるのは名張市しかないなw

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