これは俺が高校2年生の頃に体験した話。 少し長いけど聞いて貰えると、救われる。 俺は某県N市に住んでいて、その頃よくツレと二人で心霊スポットに凸して、武勇伝を他のツレに話す、といったような事を良くやっていた。 周りの『よくそんなとこ二人で行けるな』とか『お前らすげぇわ』とか言われるのが気持ちよくて。 新しく心霊スポットの情報を仕入れては、チャリで行ったり、先輩の車で連れて行ってもらったり。 終電で向かって朝になってから帰ってくるなんてのも珍しくなかった。 でも、何か起こるわけでも無かったので、周りも自分達... 続きを読む
幽霊や怨霊にまつわる怪異
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婿選び
まったりしてるようなので長いけど書かせてね。 大学時代に知り合った女友達の話です。 彼女はかなり美人でスタイルも良く、彼女が歩いていると男たちが振り向くくらいのレベルでした。 実は私も、入学式の時から彼女に一目ぼれでした。 でも接点もなく、たまにキャンパスで見かける彼女を目で追うだけでした。 ところが2回生の時、偶然ですが彼女と同じ授業を取っていたのです。 でも彼女は授業を休みがちで、『彼氏と遊んでんのかな~』とかもやもやしてたわけです。 たまに出席してる時にはさりげなく近くの席に座るようにしてました。 ... 続きを読む
常連
某チェーン店の居酒屋でバイトしてた頃の話。 Mさんという40代の常連がいた。 常連といっても、俺がバイトを始めた頃から店に一人でやってくるようになったのだが、ほぼ一月ほどは毎晩のように通ってきた。 何でも、居酒屋近くのビジネスホテルに滞在しているらしく、だいたい閉店間際にふらりとやって来て、本人定番のつまみを注文する。 それでお互い顔を覚えて、いつしか気安く対応する間柄になっていた。 何せ小さな店舗で、オヤジ系居酒屋だったこともあって、カウンター内で洗い物をしているとよく話し掛けてきた。 いつものようにモ... 続きを読む
曾じいちゃん
自分の実家は田舎の土地持ち。 先祖が周辺一帯の地主だったらしく、市史にも乗ってる。 家族が住んでる母屋自体はそんなに大きくないけど、敷地は広い。 母屋と前庭以外にも、離れ(父が二十歳くらいまで住んでた古い家。今は物置)、裏庭、温室、竹林、動物小屋跡(昔は山羊とか飼ってたらしい)、家庭菜園スペース、農機具小屋などがある。 前庭だけでもちょっとした体育館くらい建てられるサイズ。 そんなわけで、公道に面した門は大小合わせて五つあったりする。 で、田舎なせいもあって、庭に家族以外の人間が居るのはごく当たり前の風景... 続きを読む
エビぞり嫁
俺は幽霊なんかは見たことがないし、見たことがないから信じていなかったけどこの件があって以来、ものが「憑く」ということはあるんじゃないだろうかと思うようになった。 真夜中で、しかも暗い部屋の中での出来事なんで寝ぼけていたのかもしれないし何かの見間違いかもしれないけど。 携帯からなんでぶつ切りになるかもだけど書き込んでみる。 次の日がお休みだったんでその日は部屋で夜中までDVDを観ていた。 嫁があまり好きじゃないジャンルの映画だったので嫁は先に寝室で寝ていた。 二本観終わったら相当遅くなってしまっていたので寝... 続きを読む
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