今回は「創作怪談にまつわる3つの話」をしてみました。まぁこれには理由がありまして。怪談サイトを私も好きでよく覗くのですが、たまに「創作は除いています」と書かれているのを見ることがあるんです。もちろんサイト管理者さんには意図があって除いているのだと思うのですが。 私は怪談って創作も実話も証明のしようがないと思ってるので、私的には創作怪談(文芸怪談)ばっちこーいな立場です。怪談話で有名な稲川淳二さんもいくつかの怪談を組み合わせてお話を作り上げているとおっしゃってますし、組み合わせちゃったらそれはもう創... 続きを読む
休憩所
... 続きを読む
【コラム】懐かしい未完の作品と杉沢村の話
一つ前に紹介した「山奥の集落(未完)」は、私はリアルタイムで読んでて非常に気になってた作品です。ちょうど杉沢村が一段落してメディアから消えかけてたころに、ヤバイ集落見つけたみたいに出てきたので凄い気になってたのに、何時まで経っても続きが書かれずにひっそりと埋もれていった話です。 今回、紹介するにあたって読んだ時に、思わず「うわっ懐かし!」と声が出ちゃいました。このブログを読んでいる方で杉沢村を知らない人はいないのかもしれませんが、ついでに杉沢村の話でも。 杉沢村は青森県の何処かにあるとされて... 続きを読む
【コラム】生きている人間が一番怖い
怖い話と言えば、霊的な実体験とか妖怪・魑魅魍魎の類との遭遇などが多いですね。 隔絶された地域や集落の風習・因習話や民話なんてのもジャンルとしては定番ですね。 新耳袋以降「都市伝説」とか「リアルホラー」と言ったジャンルが台頭して来ましたが、私はそのリアルホラーの中でも超自然的な部分じゃなくて「生きている人間の怖さ」を追求した話に結構惹かれます。 ホラー作家の岩井志麻子さんが稲川淳二さんのDVD「淳二稲川のねむれない怪談オールスターズ2」の中で「生きている人間が一番怖い」と前置きして始めた話が今でも強く... 続きを読む
【コラム】田代峠「高橋コウの手記」の真相を求めて
怪異譚の収集コピペだけでは何ですから、たまには私が読んだ本や調べ物なども載せていこうと思います。コーヒーブレイクみたいなものと思って付き合ってもらえれば幸いです。 本ブログ内で紹介している「禁断の田代峠奥 高橋コウの手記」にアクセスいただくことが多いのですが、この手記自体は中央公論社さんの婦人公論で1979年8月に掲載された「禁断の山に踏み込んで見たもの」が原典になります。また、手記は高橋コウ名義になっていますが本当の筆者は夫の高橋邦安氏です。この辺のことを深く突っ込んだ本「謎解き超常現象3」があ... 続きを読む
最近のコメント