10円ババア

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俺が小坊だったころ駅の近くにあるタバコ屋の前に「10円ババア」つうのがよく出没した。
まぁ所謂「10円くれよ」つって手のひら出して迫ってくるって奴だ。
色々な生徒が何度か目撃してたが最初はビビって本当にあげた奴もいたが、何回か遭遇するうちに馴れてみんな無視するようになった。
そういう俺自身も2、3回せがまれたんだがそのころには上の対処法が一般化してて無視して通り過ぎてた。

そんなある日、友人が俺の家に遊びに行きたいというので二人で俺ん家に向かってるとタバコ屋の前で10円ババアとバタリと遭遇した。
例の如く「10円くれよ」と迫ってきた。
俺は、またかってもんで無視して通り過ぎた。
だがその友人は初めて遭遇するもんでビビって
「ちょ、ちょっと待って下さい」
とか言いながらポケットをゴソゴソしてた。
俺は、おいおいと思いながら面白がって見物してると、彼がポケットから100円玉を取り出して婆さんの手の平に
「これしかないんですけど……」
と言いながら手渡した。

するとみるみる婆さんの顔が険しくなって、何言ってるのかわからない奇声を上げてマジギレした。
そして次の瞬間、友人の頭をむんずと捕まえてヘッドロックみたいな状態でタバコ屋の横の路地裏にものすごい勢いで連れて行った。
俺は一瞬何が起こったか飲み込めずキョトンとしてたが、すぐに通りすがりのオジサンに説明して一緒に路地裏に駆け込んだ。
そこにはどういうわけかパンツ一丁の友人が一人突っ立っていて、婆さんの姿はどこにもなかった。
俺は
「大丈夫か!?」
と聞いたが彼は
「あぁ……」
と言うだけでショックで呆然とするだけだった。

それ以降どういうわけか他のここを通学路にしてる連中は目撃するのに、俺だけは二度と婆さんの姿を見かけなかった。
そして半年ぐらいして婆さんの姿を見かける奴もいなくなり、人面犬やら口裂け女やらにその座を奪われていった。
多分死んだんだろうが、ああいうことを経験したもんで結構どっかの町に移り住んで小坊脅かしてんじゃないかと今でも思ってたりする。

ちなみに後日その友人にあの時何があったのか聞いてみたが
「あんま覚えてない」
と言うだけで真相は教えてくれなかった。
友人には今でもあのとき面白がって見物しててゴメンよと思ってたりする……

649 本当にあった怖い名無し 04/09/09 16:07 ID:ijITfAO3

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コメント

  1. 匿名 より:

    今は100円ババア

  2. より:

    スゲエ。
    なら俺は千円渡してみるわ。

  3. いあ!いあ!くとぅぐあ! より:

    高くてもダメなんか。。。

  4. 霊感ゼロのオカルトマニア より:

    友人!『あんま覚えてない』ってなんだよ、、
    一番肝心なトコで唯一の被験者でしょ…
    パン1になるまでの流れを覚えてないって…、マジックみたいに一瞬で『ッスポーン!』って脱がされたの??
    オジサンと見に行くまでの間に高速で気持ちが急接近して高速で愛撫し合ったから『もうアイツ(俺のオンナ)の事はそっとしといてくれ…』っていう意味での『あんま覚えてない(言えない)』って事でよろしいですね?、、
    ったく…
    『あんま』って事は少ーし覚えてるんじゃないの??気になりすぎるわ~…

  5. 匿名 より:

    ただのショタコンババアなんじゃないのぉ~?
    襲おうとしたんだけど、投稿者さん達が乱入して来たから大急ぎで逃げたからババアの姿が見えなかったとか。

  6. たまたま より:

    なら私は
    一万円渡そうかな

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