隠し念仏

発言小町の『真っ黒い手紙』を読んだんだが、大変なことに気がついた。
どこに書けばいい? ここに書いたらいいのか? それとも発言小町行くべき?

>>64
じゃあここでやるか。

俺はさ、アレに出てきた得体の知れない儀式、いわゆる『隠し念仏』を研究してんだ。
俺自身も信徒というか参加者なんだけどさ。
本来はあんな恐ろしい儀式ではないんだが。

んで、アレはどうもその隠し念仏の中でも邪宗と呼ばれる一派の人間の仕業じゃないかと思ったんだよ。
その一派っていうのはタチ悪くて、適当に描いた絵を高僧のご真筆だとか言って拝ませたという。
んで戦前のいつとかに、岩手のあるところに信者のコミュニティ作って住み着いたと聞いてる。

そいつらは『念仏派』とか言われてて、まぁ『ひぐらしのなく頃に』でいう雛身沢御三家みたいな勢力な。
念仏派はすごく閉鎖的で、この念仏に参加する奴らは隠然と町政に発言権を持ってたらしい。
本来なら隠し念仏はこういう一派を形成するようなもんじゃないんだけど、そこが邪宗と呼ばれる所以よな。

その町では町会議員も町長すらもこの『念仏派』から出してて、念仏派がウンと言わなければ何も出来なかった。
これはちゃんとした隠し念仏の文献から読んだから間違いはない。
ただ今は伏せておく。
ちょっと調べればすぐわかると思うけどな。

んでな、気になったのは『真っ黒い手紙』の本文中のこの発言なんだよ

>私の最も苦手とする村の行事の一つに、○○まつりというのがあります。
>真っ暗なほら穴へ入り、村の老人たちが集まってろうそくの灯だけで念仏? を唱えます。
>その間、長い数珠を皆で持ち、回していくんです。
>若い人もいないし、伝統的な行事だと思うのですが、私は怖いんです。

俺がやってる隠し念仏ってのはよ、単に「念仏」って言ってるんだよ。祭りではない。
近所中の人間が鉦とでかい数珠を持って集まって、仏間に車座になる。
んで、独特の調子で念仏を唱えながら数珠をくるくる回すんだ。
詳しくは以下のブログを参照してくれ。
隠し念仏 – アグリコ日記

でもこいつらはなんで仏間じゃなくて洞穴なんかで念仏やってんだ?
大体は同じだがどう考えても普通じゃない。
隠し念仏っていうのは元々飢饉が酷かった岩手で、なんとか神仏にすがろうと始まった秘法なわけだろ。
だから必ず仏間でやる。間違っても仏壇とか、仏教と関係のないところではやらない。

ということは、こいつらは何か住民同士の結束とか、そういうものを強固にするためにやってるんだよな。
だから地元の有力者か、元々『念仏派』の人間だけが参加できる。若い奴は存在すら知らない。
警察だって役人だから念仏派と正面切ることも避けたい。そういうことじゃないのかね。

念仏派に入らなかったこの投稿者にはそのままいてもらっちゃ困るんだ、多分な。
この念仏派が今も存在してるという話は聞いたことないが、俺が読んだ文献は昭和四十年ごろの出版だったから、多分そのときまではいたんだろうな、念仏派。
今もひっそり、隠然と残ってるのかもしれんね。

言っておくが、オカ板特有のフカシとか作り話じゃないぜ。
俺の考察だけは多少の間違いはあるかもしれんが。
これがその念仏派の仕業かはわからんし、この黒い手紙が何を意味するのかもわからんけど、いずれにせよ、隠し念仏と、ちょっと前まではそういう一派がいたのは事実。

あんまうまくまとまらなかったけどゴメン。

62 本当にあった怖い名無し 2009/08/04(火) 17:46:02 ID:ODIZjl8Z0

わが故郷の岩手には隠し念仏というのがある。

これはその昔、親鸞二十四徒の一人である是信房が広めた念仏と、真言密教系の秘術が融合したものらしく、かつて岩手県で爆発的に流行した。
この念仏はいわば即身仏となるための儀式とも呼べるものであり、かつて生きるのが困難だった時代、何とかして仏の加護を受けたいという欲求から創始されたものだと考えられる。
もっとも、これは寺や坊主を間に挟まない、いわば秘密結社的、呪術的性格を色濃く持ったものだったので、「犬切支丹」と言われて幕府から迫害され、明治政府からも「公序良俗を乱す」として弾圧された。

肝心の儀式であるが、まず生まれたばかりの赤子が善知識と呼ばれる人(総長)の家に連れて行かれ、簡単な念仏を唱えられた後、経文で頭をなでられる。
この簡単な儀式が「オトリアゲ」と呼ばれる。

隠し念仏で一番大切なのが「オトモヅケ」と呼ばれる儀式である。
歳の頃7~15歳ぐらいになった子供は、夜半、善知識もとに秘密裏に連れて行かれ、親鸞と蓮如上人、薬師如来(?)の掛け軸が飾られた仏壇の前に正座させられる。
そして、指を金剛合掌の形に組み、「タスケタマエー」と言いながら思い切り息を吐くように言われる。
これは善知識が「よし」というまで何度も何度も続けられる。この間、善知識はこのものが本当に念仏組に入ることができるか、仏の加護を受けられるかを精査するという。
これを何度も繰り返し、善知識が「助けた!」と言うと、子供は口を手のひらで押さえられ、平伏させられる。
こうして「オトモヅケ」は終わり、隠し念仏最大の儀式は終了、この子は晴れて念仏組の一員となる。

このとき、子供は善知識から
「これはホトケ様が口から入ったからな。人に言ってはダメだぞ」
とクギを刺されるので、隠し念仏の全容はよく調査されないまま、現在ではすっかり廃れてしまい、もはやどこでも行われていないだろう。

ちなみに俺の父方、母方の祖母、父は両方隠し念仏を受けている。
戦後直後までは普通にやってたらしい。
父はいまだに口を割らないが、ばあちゃんは嫁に行った身なので喋っても問題ないらしい。

ちなみに発言小町で話題になった『真っ黒い手紙』にあるのは単なる百万遍念仏なので隠し念仏とは違う。
さらに「隠し念仏の一派に邪教がある」という話は誤りなので信用しないこと。

055 名無しさん 2012/02/11(土) 09:16:18 ID:slLMNz37gw meiwasuisan.com

※参考
百万遍の数珠(ひゃくまんべんのじゅず)
庚申塔・百万遍供養塔・馬頭観世音(岩手県盛岡市手代森) – 本宮ステン所 – Yahoo!ブログ

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