小学校んときの話。 会話文は雰囲気出すために方言で行くわ。 俺は地元が東北なんだけど、俺の小学校は俺が在学中ミニバスが結構強くて、土日も長期休みも練習&練習試合&合宿ばっかだったのね。 ある夏休みの日、近隣の学校と合同合宿があって、隣町のセミナーハウスに泊まることになった。 で、現地着いて俺らぼーぜん。 「なにこのきったないセミナーハウス……」 ってのが全員一致の意見。 木造造りの家が点在してて、ぼろいスーパーが1軒あるぐらいでコンビニもなし、後は山だらけ。 俺らの学区よりさらに田舎。 セミナーハウスの後... 続きを読む
心霊
ヤマキの墓
随分昔のことなので細かいところまで覚えていませんが、思い出しながら書いてみます。 家の近所に、子供達に『ヤマキの墓』と言われている古い慰霊碑みたいなのがありました。 高さ1m位の自然石を石の土台に立てた感じでした。 随分古いものらしく、表面は苔むしていて何と書いてあるか読めませんが、薄暗い藪を少し入った所にあることや、時々お供え物が置いてあったりと、子供ながらに畏怖を感じさせるたたずまいがあり、内容は覚えていませんが、怪談話とかもあったと思います。 さて、小学校五年生頃の事です。 仲間同士で、慰霊碑のある... 続きを読む
面さん
長文失礼。 出てくる人の名前は実際のものと変えてる。詮索御免。 結構、友達に話してるから身バレするかもだけど、分かっても黙っててねwww あれは三年前で、俺が大学4年生のころ。 結構早く内定が出たから、遊び回ってたんだよねww 彼女とか友達と毎晩遊んでたんだけど、ある時なんだかみんなと予定が合わない日が続いたんだよね。 まあ、暇になったってこと。 ほんで、もうすぐ夏休みだったし、久しぶりに爺ちゃんに会いに行こうと思って、母方の田舎に行ったんだ。 これがすごい山奥なんだよねwww どこかは伏せるけど、とにか... 続きを読む
雄別炭鉱
北海道の道東にはその昔、雄別という町に雄別炭鉱があった。 当時は朝鮮人をたくさん連れてきたり、天涯孤独の身元不明の人たちを雄別炭鉱は労働者として受け入れ、それなりに雄別町は栄えたらしい。 炭鉱なので事故で死んだ人も多く、多数の名もなき位牌が増えていった。 時代は石炭から石油に変わり、雄別炭鉱も例外なく閉山になる。 雄別町は炭鉱で栄えた町なので、閉山したあとは町民が減っていき、ついには雄別町に住む人は一人もいなくなってしまった。 そんな中、名もなき位牌は雄別町に流れる川に全部廃棄されたらしい。 それから雄別... 続きを読む
池の爺さん
子供の頃はたいてい誰でもヤンチャだし、変な噂があるような場所があったら、なんも考えず「行こうぜ!」って行っちゃうだろ? 俺もそんなクソガキだったんだよ。 俺が中学生2年生の時の話なんだけど、俺の地元は田舎なとこで、田んぼたくさん、木々がたくさん、みたいなとこだった。 当時はこんな噂があった。 ・ホモ屋敷と呼ばれる水車小屋に最近女の幽霊が住み着いてる。(なぜホモ屋敷なのかはいまだに知らない) ・森の中にある散歩コースみたいなとこがあるんだけど、そこの途中に防空壕があって、そこには昔の日本兵が未だに敵を待ち構... 続きを読む
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