人怖

騒音トラブル

大学時代に味わった後味悪い話。 私が住んでいた部屋の真上にあたる部屋の入居者が入れ替わった頃から、朝は4時や5時から、夜中は2時や3時まで大音量の音楽が響いてくるようになりました。 当時私はその部屋で暮らして7年目でしたが、集合住宅には付き物の、いわゆる生活騒音(足音やドアの開閉音など)などとは別物である大音量の音楽というのは初めてのことで、しかも早朝から深夜までずっと鳴り続けているためにかなり驚きました。 騒音被害に遭うと異様に神経が尖ってしまい、家にいても「いつ音が鳴り出すか」とビクビクして常に緊張状... 続きを読む

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嘘つきの同級生

小学校のときのことなんだけど、たいして怖い話でもないのでここに投下。 3年生のときの同級生でよく嘘をつくやつがいたんだよ。 そいつとは家が近かったんで低学年の頃は何度かいっしょに外で遊んだ記憶もある。 小学生は意地をはったり見栄をはったりして他愛もない嘘をつくことがあるけど、そいつのはいかにも突飛で、しかも確かめればすぐばれるようなのばかりだった。 例えば虫取りが流行ってたときには、15センチもあって角が三つに分かれたカブト虫を山で捕まえたとか言う。 今にして思えば、図書館で図鑑に載ってる外国のカブトを見... 続きを読む

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廃屋恐怖症

小4のときの話。 たぶんみんな経験があると思うけれど、小さい頃って「廃屋」があるって聞いただけで冒険心が疼いて仕方ないと思うんだ。 俺自身もあの日は家からそう遠くない場所にまだ探検してない「とんでもない廃屋」があるって聞いて、狂ったように喜んだのを憶えてる。 狂ったようにって書くと大げさだと思われるのは分かってるけど、その日付が問題で「夏休み前日」。 ただでさえテンション上がりまくってるときにそんな話題を聞いたから、普段そんなに親しくない友達まで呼んで、その日のうちに廃屋へ突撃って事になったんだ。 まさか... 続きを読む

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誘惑の真意

前に友達に聞いた話。 そいつはバイクが好きで、週末は山道を走ってるんだけど。 ちょいと広めの道路に出たんで、脇に止めてタバコすって景色をながめて休憩。 アスファルトに座り込んで、携帯灰皿にポンポンしてると、軽のワゴンが自分の前で止まり、車から降りてきた壮年の親父が 「すみません、ちょっといいですか?」 と言って来た。 友達は「?」ってなってたが、その親父は 「少し急用で行かなければいけないところがあるんですが、その間。この娘を見ててくれませんか?何、1時間もかからないんで」 親父がつれてた娘は、すこし障害... 続きを読む

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みーちゃんち

今から20年ほど前。まだ俺が小学生の頃の話。 俺の通ってた小学校の近くには駄菓子屋が五つもあった。 当時は駄菓子屋激戦区になっていて、小学生の間では駄菓子屋ごとに派閥みたいなのがあった。 そのうちの「みーちゃんち」と「ボンバーんち」って呼ばれてる駄菓子屋が隣同士になっていて、お店の売りが「おでん」ってとこも、店の古さや雰囲気もカブリまくってた。 (特定されるため本当のお店の名前とは少し変えてあります。) なもんで、激戦区の中でも似た二つの店は火花散る抗争があったんだ。 俺は断然みーちゃんち派だったんだが、... 続きを読む

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