昨年の大晦日、私(Y)は夫のRと妹のA美と三人で北関東にあるRの実家に出かけた。 夫の実家は近県では有数の古い歴史を誇るH神社を擁する山間の町だ。 私達はH神社に参拝しながら年を越そうと思った。 ところが山道に入ると渋滞が酷く、とても0時前にH神社に到着できそうにない。 この後、1時頃に夫の実家に着く予定だったので、0時半迄には神社を出たい。 車中で話した結果、その夜はH神社への参拝を諦め、元旦過ぎに出直すことに決めた。 車を回して山を降ろうと脇道へ入った時、夫が 「そういえば、この先にも神社があるよ」 ... 続きを読む
幽霊や怨霊にまつわる怪異
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カマタくん
今から20年ほど前。僕が小学1年生のころの話。 小学校に入学した僕は引込み思案でなかなか友達ができませんでした。 ある日休み時間にグランドに一人で座っていたら、一才年上の二年生のカマタくん(下の名前は覚えていません)という男の子が話しかけてきました。 「どうしたの?遊ぼー?」 と男の子は言ってきました。 私は 「うん」 と言い、二人で竹馬やらキャッチボールやらをして遊びました。 それから私は頻繁に彼と遊ぶようになり、学校の登下校も一緒でした。 小学校で初めて出来た友達だったので、とても喜んで両親に話た記憶... 続きを読む
三角屋敷
現在はもうその土地を引越して住んでおりません。 いつのころかあるのかは知りません。 私が小学校に通い始め、物心ついたころにはその家はすでにありました。 結構田舎で学校に通うのにあぜ道を毎日通っていました。 その途中にある一軒の家の話です。 その家は昔からあるというわけではなく、和風建築の割と新しい家でした。 小学校1年~5年生までの間はなんの噂もなく、私も気にとめておりませんでした。 5年生の夏の時期にA君が転校してきてから、その家が何なのか分かりました。 その家の話を書く前にひとつ予備知識として、その家... 続きを読む
かくかく
これは私の友人Kが5年前にそこに引っ越したばかりのころ【かくかく】(友人が勝手そう呼んでる)に遭遇した話だそうです。 ある日Kはコンビニに夜食を買いに徒歩で向かっていました。 Kの家とコンビニまでは約5百メートル。 しかし5百メートルというのは田んぼの周りを大回りに道ができているためで、田んぼを通って行くと結構近道になるらしく、いつも田んぼ道を歩いていました。 田んぼ道には約30メートルおきに街頭があり、電灯と電灯の間は結構暗いらしいです。 Kが通っていると先の電灯の下に白のワンピースを着た髪の長い女性が... 続きを読む
除霊
話していいよと言われたので友人の話をさせてもらいます。 スレチでしたら誘導してくださると嬉しいです。 読み辛い文章で申し訳ありません。 友人:お菓子を報酬として偶に除霊している人。霊媒師にはなりたくないらしい。 友人は結構力が強いのだが、あんまり自分から活動はしたくないらしく、除霊をするとしても妹さんの知り合いとかご両親の知り合いとか、まあ自分に近い人の除霊をメインにしている。 今回はその中のおそらく土着神(友人は土地神様って言ってた)の話。 依頼は妹さんの部活の友達のお母さんの知り合いというとても遠いと... 続きを読む
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