昔、電力会社の下請けで作業員してたんだけど、その時に聞いたちょい怖な話。 書き溜めたんで投下します。 特定避けるために、少しフェイク入れてます。 前提知識として、各家庭に電力を配る配電用変電所ってのは小規模で無数にあるから、普段は人がいないんだよね。 しかも、建物はコンクリートの打ちっ放しで、築30~40年のものがゴロゴロ。 薄汚れてるし、建物内も暗くて、サイレントヒルの廃病院みたいな雰囲気。 特に地下変電所とかは、真っ暗な中で電灯点けながら進まないといけないから、何もなくても怖い。 だから、普段でも一人... 続きを読む
幽霊や怨霊にまつわる怪異
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温泉街の旅館
甲府方面にある旅館に泊まった時の話。 俺と彼女が付き合い始めて1年ちょっと経った時に、記念にと思い電車で旅行をした時の事。 特に目的地も決めておらず、ぶらり旅気分で泊まる所も適当に確保する、という感じの旅行だった。 初日は山梨方面に向かい、なんとなく清里で降りてホテルに泊まった。 次の日、ホテルを出て富士山方面に電車で向かった。 甲府駅で降り、城跡を見たりして、夕方近くに再度電車に乗り込み静岡方面へ。 途中で温泉街を見つけたため、その日の宿を探そうと電車をおり、駅においてある案内板で旅館を探し電話をした。... 続きを読む
軍人御殿
海の話です、かね? 漁村を見下ろす丘の上には、小さな林と『軍人御殿』と呼ばれる古いお屋敷がありました。 お屋敷は平屋ですが、別に土蔵もあり、白壁で囲まれていました。 後ろに林、前には海を一望しています。 その屋敷は、戊辰戦争の時に功績をあげた軍人が別荘として建てたものだと言い伝えられていました。 その軍人が亡くなったあと、家族からその別荘は忘れされたように使われることはなく、人手に渡りました。 地元の金持ちや代議士などが住みましたが、数年、長くても十数年住んだあと手放してしまいます。 別にその屋敷に住んだ... 続きを読む
赤いシ○ック
自分は今まで心霊体験なんか全くなく、30数年を過ごしてきました。 今から6年前の4月、仕事で博多に長期出張の間に経験した出来事です。 自分にとって初めての長期出張。 仕事は営業マンでけっこう給料も貰っており、住まいも博多駅から歩いて5分。 全○空ホテル斜め前の交番を少し入った公園の向かいのマンション。 立地もいいし家賃はほぼ会社持ちで、とにかく毎日のように浮かれて、中洲や博多駅近辺で呑んで騒いで、福岡を満喫していました。 その頃自分は、携帯の出会い系サイトや伝言ダイヤルみたいのを使って、『東京から来ました... 続きを読む
大宮さん
昨日の話です。 いま四国の田舎に帰ってきてるんですが、姉夫婦が1歳の娘を連れてきてるんだけど、夜が蒸し暑くてなかなか寝付いてくれなくて、祖父母、父母、姉夫婦、俺、そしてその赤ちゃんの8人で、居間で夜更かししていた。 田舎は海沿いの古い家で、庭に面した窓からは離れが母屋の明かりに照らされて浮かんでいて、それ以外には姉夫婦の車が見えるだけ。 海沿いなので網戸越に波うちの音が聞こえて、蒸し暑いけど田舎の心地よさに包まれていました。 皆でお茶を飲んで語らっていると、姉はiPadを持ち出してきて、 「面白いもの見せ... 続きを読む
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