俺文才ないし、誤字脱字もありまくるかもしれないが、カバーしてほしい。 えっと、俺の親の実家の墓には、明治以前の遺骨が入ってない。 何故かというと、その実家がある山奥の集落には独自の土着信仰があってなかなか仏教が定着しなかったから。 というか、明治まで寺という概念がなかったらしい。 その『土着信仰』なんだけど、けっこう特殊な物だった。 とあるホラーゲームの影響で、俺は学校のレポートの題材にそれを選んだ。 そもそも土着信仰とは、外界との交わりのない集落において発生する集団睡眠が発展したようなものだ、と俺は思っ... 続きを読む
山や森にまつわる怪異
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箱罠
秋田・岩手の県境の山里に住む、元マタギの老人の話が怖くはないが印象的だったので書く。 その老人は昔イワナ釣りの名人で、猟に出ない日は毎日釣りをするほど釣りが好きだったそうだ。 しかし、今は全く釣りをしなくなったのだという。これには理由があった。 あるとき、大きな淵で片目が潰れた40センチを優に超える大イワナを掛けたが、手元まであと少しというところで糸を切られてしまった。 マタギの老人は地団駄踏んで、いつか仕留めてやると心に誓ったそうだ。 季節は流れ、夏になった。その年は天候が不順の年で、郷では近年稀に見る... 続きを読む
かんひも
僕の母の実家は長野の山奥、信州新町ってとこから奥に入ってったとこなんですけど。 僕がまだ小学校3、4年だったかな? その夏休みに、母の実家へ遊びに行ったんですよ。 そこは山と田んぼと畑しかなく、民家も数軒。 交通も、村営のバスが朝と夕方の2回しか通らないようなとこです。 そんな何もないとこ例年だったら行かないんですが、その年に限って仲のいい友達が家族旅行でいなくて両親について行きました。 行ってはみたものの……案の定、何もありません。 デパートやお店に連れて行ってとねだっても、一番近いスーパー(しょぼい…... 続きを読む
黒い森
内の倉周辺だと、話が表に出る事がほとんどないけど、めちゃくちゃヤバイ場所があります。 赤谷から三川に抜ける道の間に、黒い森と呼ばれる場所があります。 黒い森は霊道と重なっているらしく、見えない人が昼間に行っても声くらいは確実に聞けるでしょう。 個人的には、富士の樹海並みだと思います。 これからの山菜取りシーズンにさえ、地元の人すら足を踏み入れない所です。 黒い森を探して行く事自体勧めませんが、ホワイトハウス他の心霊スポットと違い黒い森は本物です。 夜に行くのは絶対に止めた方が良いでしょう。 もう少し範囲を... 続きを読む
しっぽ
これは俺の祖父の父(俺にとっては曾じいちゃん?)が体験した話だそうです。 大正時代の話です。大分昔ですね。 曾じいちゃんを仮に「正夫」としときますね。 正夫は狩りが趣味だったそうで、暇さえあれば良く山狩りに行きイノシシや野兎、キジなどを獲っていたそうです。 猟銃の腕も大変な名人だったそうで狩り仲間の間では、ちょっとした有名人だったそうです。 「山」という所は、結構不思議な事が起こる場所でもありますよね。 俺のじいちゃんも正夫から色んな不思議な話を聞いたそうです。 今日はその中でも1番怖かった話をしたいと思... 続きを読む
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