御殿医

親父が色々話してくれたから投下する。 本当に肝心なところが詳しく言えないけど、容易に想像つくから想像してほしい。 ただ、特定とかは本当にやめてくれ。 うちは代々、瀬戸内の片田舎で医者やってるんだけどさ、どうやら先祖は、うちからかなり離れた瀬戸内の小島で御殿医してたらしいんだよね。 でも明治時代に入ってから今の土地に移って、診療所を開設したらしいんだよ。 俺は大政奉還の時にお殿様ともバラバラになって新しく始めたんだろうなって軽く考えてたんだけど、現実の重さは違ったらしい。 どうやらうちの家は... 続きを読む

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せこの子

ひいじいさんが体験したことです。 昭和初期の話。 ある夜、じいさんが村の寄り合いが終わり、家へ帰宅していた。 山道を下り帰宅するのだが、途中小さな寺がある。 かねてよりその寺の周辺には、『物の怪』が出るとの噂があったのだが、じいさんは漁師で腕力に自信があったコトもあり、平気で暗闇の中ランプ片手に歩いてたらしい。 やがて寺の石垣が見えてきた頃、ふと見ると、目の前を小さな子供がチョコチョコと歩いている。 じいさんは 「おい、お前は何処の子かァ?」 と呼びかけてみたが、その子は目の前にい... 続きを読む

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島役場での会話

このスレであってるのかわからないんだけど、自分的にはこれほど後味が悪いかつゾッとした話はないんで書き込みます。 大学1年の時のことなので、もう十数年前の話になりますが、春に亡くなった父方の祖父の初盆で一人で田舎に帰る時のこと。 父方の田舎は鹿児島県の某離島で、ここは今でも県外からくる場合、船の出る時間の関係で一泊しないといけないところで、県外の人間は旅館に泊まるか、港近くの島役場に泊まります。 役場泊だと島外の人間でも千円位の格安料金なので、いつも役場に泊まっていました。 その日は役場に泊まる... 続きを読む

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