父と肝試し

小学2年ぐらいだった頃なんだが、幽霊とか妖怪が怖くて怖くて仕方ない子だったんだ。
ホラー映画なんか見たら1週間ぐらい一人でトイレに行けなくなるレベルwwww
そんな俺を見かねて父親が、お墓に肝試しに連れて行ったんだ。
ラジオが付属されている懐中電灯一つ持って、山裾にある墓地まで歩いて行った。

墓場入り口に着いたら、父親がいきなり墓場に向かって急に走って行った。
古い墓場で奥の方には昔ご遺体を焼却していた場所があり、その横には休憩所? みたいなのがあってベンチがある。
そこに父親が居るだろうと思い、一人でそこに向かって行った。

入り口と休憩所の真ん中ぐらいに着いた時に、懐中電灯の明かりが急に消えた。
電池切れた!? とパニクってたら、急にラジオが大音量で鳴り出したんだ。
もう涙目になりながらラジオの電源切ろうと思ったらOFFになってるんだわ。
ON、OFF繰り返しても止まらない。
どっかから父親が
「煩い! 早くラジオ切れ!」
って怒鳴って来る。
ラジオが聞けるようにするにはライトの部分と別に電池が必要な奴だったので、電池抜こうと思い電池の部分開けたら、中に電池入ってなかったんだ。
え!? とか思って、父親が居る方である休憩所に目を向けたら、段々暗闇でも目が慣れてきたみたいで、休憩所の建物が見えてきた。

でも何かおかしい。
暗闇でもわかる位、もっと黒いものが休憩所の屋根に居る。
サイズ的には人よりも大きくて、白熊がぐらいあったと思う。
熊!?とか考えてたけど、ラジオが煩くて困ってたら父親が来た。
父親が来たと同時に、触るのを止めていたラジオが止まった。
父親に「ラジオ付けるな!」と拳骨くらい、「付けてない!」と言ったら拳骨くらい、「そもそも電池入ってない!」と電池が入ってないのを見せたら拳骨くらい、「お前が電池捨てたんやろ!」と拳骨くらい。どんだけ殴られてるねんww
そうこうしてたらライトも付いてた。(この時殴られすぎて考える余裕なかった)

そして休憩所まで連れて行かれて、お前はヘタレだとか説教されながら建物の中ライトで照らしながら色々見てた。
バケツやら吸殻入れとか普通のものばかり置いてた。
反対の方を振り返って見たら、仁王像?(良く分からないけど強そうな感じがしたw)みたいな奴が綺麗に飾られてた。
その足元にライト向けて固まった。
ボロボロになった西洋の人形が置いてあり、そこに1秒でも居たくなくなったので父親に帰るように言い続け、ようやく家に帰った。

家に帰ってから母親に父親がこいつは駄目だのなんだの話してた時に、俺が盛大に吐いてぶっ倒れた。
高熱が出て嘔吐しまくり、家庭用体温計で40度近く有ったらしく、家から近い小児用救急病院まで運ばれた。
病院でも原因がわからなく、熱さましだけ貰って家に帰った。
2日ほど同じ状態が続いてたんだが、3日目のお昼ごろ無性に塩をどうしても浴びたくなって、1kgの赤穂の塩を盛大にぶちまけたら意識が飛んだ。

目が覚めたら体調が良くなってた。
父親が帰ってきてから墓場で見た事話したら、休憩所に像やら人形なんか無いと言っていた。
そもそも体調壊すのはお前がヘタレだからだと怒られ、母親が父親に塩をぶちまけた事を話し拳骨をくらったw

後日、学校の帰りに行ったけど本当に何も無かった。
元焼却場も見たけど、有ったのはお墓に飾った後の花だけだった。
あの日見たことはいったい何だったんだろう。

698 本当にあった怖い名無し 2011/10/12(水) 12:39:13.87 ID:klgAIgtV0

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  • 名無しさん

    父親がホラーという話

  • まんまる

    父親、虐待だと思う

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