2015年 3月 の投稿一覧

父と肝試し

小学2年ぐらいだった頃なんだが、幽霊とか妖怪が怖くて怖くて仕方ない子だったんだ。 ホラー映画なんか見たら1週間ぐらい一人でトイレに行けなくなるレベルwwww そんな俺を見かねて父親が、お墓に肝試しに連れて行ったんだ。 ラジオが付属されている懐中電灯一つ持って、山裾にある墓地まで歩いて行った。 墓場入り口に着いたら、父親がいきなり墓場に向かって急に走って行った。 古い墓場で奥の方には昔ご遺体を焼却していた場所があり、その横には休憩所? みたいなのがあってベンチがある。 そこに父親が居るだろうと思い、一人でそ... 続きを読む

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一心寺

中学のとき(10年前かな)に、家の裏にあるS山を探検してたんだよ。五人くらいで。 普通の道通るのもつまんないって、あえて道が無い斜面とか木々の間をどんどん進んでたんだ。 そしたら少し開けたとこに出て、寺とすぐ横に小さな家があったのよ。 そこの境内にずかずか入ると、すぐに異変に気がついた。 神主とか巫女さんが着る白い服が、そこらへんの地面の上に無造作に脱ぎ散らかしてあったんだ。 土にまみれてずいぶん古くなってる。寺のほうに行ったんだけど、誰も居ない。 扉にもカギがかかってなくて、さい銭でもパクルかって探した... 続きを読む

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島役場での会話

このスレであってるのかわからないんだけど、自分的にはこれほど後味が悪いかつゾッとした話はないんで書き込みます。 大学1年の時のことなので、もう十数年前の話になりますが、春に亡くなった父方の祖父の初盆で一人で田舎に帰る時のこと。 父方の田舎は鹿児島県の某離島で、ここは今でも県外からくる場合、船の出る時間の関係で一泊しないといけないところで、県外の人間は旅館に泊まるか、港近くの島役場に泊まります。 役場泊だと島外の人間でも千円位の格安料金なので、いつも役場に泊まっていました。 その日は役場に泊まる人が自分以外... 続きを読む

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電話機

家は昔質屋だったと言っても、じいちゃんが17歳の頃までだから、私は話でしか知らないのだけど、結構面白い話を聞けた。 『電話機』 喜一じいちゃんの時代は電話が無かった。 無かったと言っても一般家庭での話で、お役所や大手の企業等は所有していた。 喜一だって何度か市役所で見たことがあったが、それでも少年にとっては未知の世界の機械。 ある日、そんな特別な電話機を蔵で発見したのだ。 それはもう、喜一にとっては大事だった。 蔵を飛び出し、ドタドタと縁側を駆け抜け店へと走る。 「何で何で!! 電話機が蔵に! 蔵に!?」... 続きを読む

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羊が来た

小学生の頃の冬の話。 母親は台所で料理してて、俺はテレビを見てた。 インターホンが鳴って、母親が出た。 どうやら父親がいつもより早く帰ってきたらしい。 手が離せないからと言われ、俺は玄関の鍵を開けに向かった。 廊下の奥からドアを叩く音と 「寒いー早く開けてくれー」 という父親の声が聞こえた。 小走りで廊下を駆けて、玄関を開けた。 父親の顔をした羊が俺の目の前にいた。 ドアを閉め一目散に逃げたが、母親は父親が帰ってきたと思っているので、なかなかリビングに来ない父を迎えに玄関へ行った。 鍵が開いているのに開け... 続きを読む

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