クイゴン

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こんにちは、通りすがりの広島県民でつ。
今日、たまたま迷い込んだこのスレで、雷鳥さんや皆さんの「ヒサルキ」のお話を読んで思い出した事なんですが既出だったら激しくスマソ。
広島の比婆郡に「ヒバゴン」ていうお猿さんの怪物みたいのが出るとか出ないとかってのは、きっと既に多くの方々が御存知の事と思いますが、御調郡久井町の「クイゴン」の事は聞かれた事ありますか?
何でも、久井の人達に聞いた話だと、見た目はヒバゴンそっくりのプチキングコング風で「お弁当のオニギリや畑の作物を取られちゃった」とか「バカって言ったら怒って追い掛けて来た」とか…。マジか?(w
あと、前に雷鳥さんが書かれてた、猿を操る不思議なオジサンの話。あれとよく似たお話が、漏れの住んでる町にもあります。
うちの町内には、昔から「庚申原」(コウシンバラ)と呼ばれている場所があって、何でも、そこには昔、猿たちを子供のように可愛がって一緒に暮らしていた人がいたとか。
その人のお墓らしきものもあるっぽいです。
言い伝えでは、一年に一度、その人の命日になると、かつて庚申原で暮らしていた猿たちがお参りにやって来るとの事なのですが、確かに近年まで、その場所には春になるたびにいつも猿が出ていました。不思議。
長文しかもぜんぜん怖くない話でスマソ。
国際救助隊の方々、聞いた話さん、そして皆さん、これからもがんがって下さい。また来ます。
キューっとねっ!
ちょっと急に思い出した事があって、また来ちゃいますた。
レスがついててビクーリです。>>558-562、ありが㌧。>>561、庚申ってそういう意味だったのな、フムフム…。
実は、奇しくも>>559のレスと被る部分があるんでつが、もしもクイゴンが山の動物じゃなくて「人間」だったら……、って考えると、妙にリンクするエピソードがひとつあるんです。
キャンプや天体観測がご趣味の方はもしかしたら御存知かと思いますが、久井の真ん中、岩海のあたりに、宇根山っていう山があるんですが。
その名前からも分かるように(「壟」→墓や塚、「采」→貢ぎ物や生け贄、という風に、「うね」という言葉には昔からそういった祭礼的な意味がある)
そこは昔、俗に言う姥捨山だったらしく、周囲にはお地蔵様やお堂が多くて、霊を見たとか霊障を体験したとかの噂が今も絶えない場所なんですよ。
んで、ここでさっき思い出したのが、昔から言われている「ヤマンバ=山姥≠捨てられた老人の生き残り」説。
ひょっとしたら、クイゴンもそれだったのかも知れないなあ、と……。
今から25~20年くらい前なら、小さな頃に実物を見たり親から話を聞かされたりした人達がまだ何人かご健在だったはず。
んで、ちょうどその頃に巻き起こってた比婆郡のヒバゴン騒ぎを知って、その人達が「ああ、そう言えばこの辺にも昔そんなのがいたよな…」とか何とか言い出したのが、当時の騒ぎに乗って広まって、今のクイゴン伝説になったのでは、と。
まあ、これはあくまで漏れや一部の人達の推測なんで、あんまりアテにはしないで下さい。
やっぱ、クイゴンは、正真正銘の「クイゴン」として、今でも山の中でノンビリとオニギリ食べて神秘的に暮らしてる、と思いたいでつから…。その方が夢があると言うか。
つまんなくて長い話でスマソ。
557 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/12/05 14:56 より

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