謎の巨大衛星「X00639」

全長50メートルの巨大物体が、赤道上3万6000キロの宇宙空間に浮かんでいるのを、日本スペースガード協会(理事長・磯部国立天文台助教授)が発見した。同協会が昨年12月に導入した反射望遠鏡のテストで見つかったもの。米国の軍事衛星と推測されているが、そんなに大きな構造物をどうやって打ち上げたのかも関心を呼んでいる。 この物体は、放送用の衛星などがひしめく静止軌道上(高度3万6000キロ)にあり、東経120度ほどの位置にじっとしている。同協会によると、物体の明るさは7―10等で変動していることから、形は... 続きを読む

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散骨島

島根半島から北へ50kmのところに位置する隠岐諸島。そこには180もの無人島が点在しており、そのうちの1島を散骨場所にする試みが2008年8月からスタートした。もともとは個人所有だった島を、東京都の葬儀社など8社が出資する株式会社カズラ(隠岐郡海士町)が買い取った。 言うまでもなく、散骨とはお骨を粉状にして撒くこと。焼骨のままでは撒くことは遺骨遺棄罪に触れるので、必ずmm単位まで砕かなければならない。規定では一応2mmになっているが、1mmが理想だそうだ。 さらに撒く場所はどこでもいいわけで... 続きを読む

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老看護婦のアドバイス

叔母が癌で入院した祖父(叔母の父)の介護の為に通院してた頃、昭和の昔の話。 祖父の病院は、実家から少し遠い田舎の古い市立病院で、先の短い年寄りが多く入院していた。まるで姥捨て山的な趣きで、毎日間引かれるように年寄りが死に行くようなところだったとか。それでも叔母は家計を支えていた祖母(叔母の母)に代わり、祖父のもとへ足しげく通い、自分を育ててくれた祖父への恩返しのつもりか、懸命に介護した。 病院の治療は祖父の老い先を知ってか、或いは年寄りへは誰でもそうなのか、形だけのもので、治療とは名ばかりの... 続きを読む

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旅館の天井

そろそろ年末、旅行シーズンなので自分が体験した旅行での怖い話を一つ。かなり長いので読みたくない人はスルーして下さい。 中学の時の修学旅行で京都へ行った。夕食、風呂も終わって旅館で寝るまでの自由時間を楽しんでた時だった。俺は右隣の部屋に良い連中がいるので遊びに行った。俺達は定番のトランプやらウノやら一通り遊んで、飽きはじめた頃、誰かが怖い話をしようぜ、なんて事を言った。部屋の明かりを消して中央に10人ほど集まり、1人目の話が始まった。2人、3人……4人と話は進んで行き、次はA男の番だった。A男『安い... 続きを読む

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子供の声

やっと声がしなくなった……ちょっと恐怖体験報告に付き合ってくれ。ついさっきの話だ。 ベッドに横になって本読んでたんだよ、俺。そしたらなんか子供の声すんのよ、外から。小学生くらいの甲高い声がアハハ、アハハって。なんだようっせーなーって思って時計見たらもう日付変わってるのな。……子どもが外で遊んでるわけない。 俺が硬直している間も、壁一枚隔てた向こうで子供の声がしてるわけよ。楽しそうに。3人~5人?位の子供が走り廻っては、ときどき窓の下辺りで立ち止まって、「ハハ、アハハ」「ハハハ」「やっちゃう?... 続きを読む

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