私は四国の田舎の村出身ですので、幼小中と同じ地区の子供が集まり、ほとんど面子が変わることはありません。これは20年近く前、私が中学生だった頃聞いた話で、事件の1年後くらいに本人に確認を取っています。 私の2つ下にAという男の子がいた。Aは取り立てて変わったところも無い、普通の男の子だった。ある8月(夏休み)の夕方、夕食までの間Aは家で昼寝のような感じで眠っていた。そのうちAはおもむろに目が覚め、帽子を被って懐中電灯を片手に庭先へ出た。この時のAの意識は半分寝ぼけた状態で、何故目が覚めたかは判ら... 続きを読む
高知
えんこう
これは古い私の身内の話です。 区別するためのHN入れときます。 私の亡くなった祖母から聞いた話だが、高知の大野見村で起こった事件です。 大野見村ってのは、四万十川の源流に近い所で、山と川しかないような寒村です。 うちの祖母が子供の頃、身内にY一って男の子が誕生したんですが、初めての跡継ぎでみんなに可愛がられて、いつも誰かがお守りをしている状態だったと聞きました。 今年の様に猛暑のある夏の日、山の麓の家にY一の母親(祖母の叔母)とY一(当時2歳前)が、農作業を終えて昼寝をしていたのですがウ... 続きを読む
猫だけは殺すな
話下手なので恐怖感を煽る表現なんかはうまくできないのでもしかしたら全然怖くないのかも。ただ自分にとっては物凄い恐怖体験でした。どうか長文がだるい方はスルーして下さい。 去年の事、高知県の赤岡という町に行った。絵金祭りという祭を一度この目で見てみたかったというのが第一の理由。絵金祭りというのは祭の夜にろうそくの火で絵金の描いたを見て回れるという祭。 第二の理由と言うのは、まぁオカ板住人なだけにオカルト的な事が好きな自身を満足させるような事があると言うこと。率直な話自分は差別と言うのは好きではな... 続きを読む
モリモリさま
ちょっと燃料投下してみる。 一応二ヶ月ほど前の出来事なんだが現実味は薄いんで燃料にもならんかもしれんが。 個人的には数年後が心配な話。 俺の田舎は四国。 詳しくは言えないけど高知の山のそのまた山深い小さな集落だ。 田舎と言っても祖母の故郷であって親父の代からずっと関西暮らし。 親類縁者も殆どが村を出ていたため長らく疎遠。 俺が小さい頃に一度行ったっきりで足の悪い祖母は20年は帰ってもいないし取り立てて連絡をとりあうわけでもなし、とにかく全くといっていいほど関わりがなかった。 成長した俺は免... 続きを読む
高知県にまつわる話
地域別の怪異譚>四国地方>高知県 ■妖怪や怪物にまつわる話 モリモリさま えんこう 七人ミサキ・七人童子 ■集落にまつわる話 猫だけは殺すな ■高知のUMA 牛鬼 しばてん(芝天狗) 袂雀 ... 続きを読む
最近のコメント