今から十年くらい前の話です。季節は10月の末、曜日は金曜日だったと思います。その日は朝から雨が降っていました。夜になっても弱まることなく、かなり激しく降り続いていました。
明日が土曜日で休みだったので、のんびりと読みかけの本を読んでいたら気が付いた時には日付が変わっていました。さすがに徹夜はきついので、少し寝ようと思い、その前にトイレに行きました。
時計は、午前2時をまわっていました。
我が家のトイレは一階と二階にあります。私の部屋は二階にあって、二階のトイレは部屋を出てすぐ隣です。道路側に面していて窓がついています。
夜なら電気を付けますから、外を通るときに注意して見ると誰かがトイレに入っていると外からわかります。二階なので、のぞかれる心配はありませんが。
その二階のトイレに入って用を足そうとしたとき、雨の音に交じって何か聞こえました。
ピチャッ…ピチャッ…ピチャッ…
どうやら人の足音のようです。こちらに近づいてくるようすです。
ピチャッ…ピチャッ…ピチャッ…
『今時分、雨の中歩いてるなんて、飲み会か何かの帰りかな?』
何気なくそう思って、とにかく用を足し、トイレを出ようとしたその時です。
ピチャッ…ピチャッ
家の前とおぼしきあたりで、その音がぴたりと止まったのです。次の瞬間、頭から冷たい水を懸けられたような感覚に襲われました。
『やばい!!みつかった!!』
何故かわかりませんが、そう思ったのです。
あわててトイレを飛び出し、隣の部屋に飛び込んで布団にもぐりこみ、がたがた震えながら耳を澄まして外のようすを伺っていましたが、それきり、降り続く雨の音以外、何も聞こえませんでした。
眠れないまま朝になりました。おそるおそる足音のしたあたりを確認してみましたが、アスファルトの道路には雨の降った後の水たまり以外、何の跡もありませんでした。
あれは何だったのか。もし、窓から外を見ていたら、そこには何がみえたのか。今となっては知るすべもありませんが、もし顔を出していたら、ただでは済まなかったのでは……と思っています。
そこは、勇気だして確認してほしかった…
でも生きててくれてこの話が聞けて良かった
一度ソロ~…っと部屋に戻り、ケータイをムービーにして、窓から腕だけ出して撮影…
せめてそれくらいはやってほしかった…
更新されなくなったな~
管理人様、いつでも待ってますから!!
気が向いたら是非更新を!
待ってますからね!!
確かに。更新はよw
感度3000倍(霊感)
め、めっちゃ怖い、、
更新楽しみにしてます!!(o^―^o)
私は世界の色々な所をあっちこっち
行ききするような職業を以前していた
せいか、全く種類の違う別の神様が
ついていているらしく、それを恐れて
怪異的モノが寄り付かないのでみたい
なので一生に一度だけ少しだけ
見てみたいです。怖いのでほんの少し
で十分ですが
おまえの更新を待ってたんだよ!