1968年、イングランドのニューカッスルの空き家の2階で、一人の幼児の死体が発見された。 死んでいたのはマーティン・ブラウン(4)だった。 傍には劇薬入りの小瓶が転がっており、警察は、遊んでいる最中にマーティンが誤って毒薬を飲んだ、という結論を出した。 怖いもの知らずの子供が起こした不運な事故の一つと認定されたのだ。 少なくともその時までは。 しかし、事故の二日後、マーティンが通っていた保育所が荒らされ、紙切れが残っていた。 その紙切れは、子供の字でこう書かれていた。 『わたしがころした。だからまたやって... 続きを読む
人物にまつわる怪異
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隣人
ずっと前にどっかのスレに出てた話……だったと思う。コピペします。 ちょっと色々あって書ききれないので、本当にもう嫌だ! と思った出来事をメインに書くことにします。 今から10年以上前ですが、とある地方都市のはずれの町に住んでいました。 その町は小さくないのですが、私の住んでいた地域は畑やら田んぼやらが多く、人口密度が低いというか、同じ町内みたいなものが10数件しかないのです。 急な引越しで、なかなかいい物件が見当たらなかった為、夫が通えればいいかと、その時はあまりそういうことは気にしませんでした。 ただ、... 続きを読む
砂風呂
昔ね、友達と海に行った時の話なんだけど。 砂風呂をやろうとして、あんまり人目が多い場所だとちょっと恥ずかしいから、あんまり人気のないところで、友達に砂かけて埋めてもらったんだ。 顔には日よけのパラソルがかかるようにしてもらって快適だったし、すぐにウトウトし始めた。 その時、不意に誰かが近づいてくる気配がして 「オキテタラヤル」 と、若くはない女性の声でしゃべったのよ。 友達の声じゃなかったし、妙に抑揚が無いしゃべり方だった。 かなり眠かったから無視したんだけど、結局それきり声はかけてこなくて、気配もすぐ立... 続きを読む
シチトウ
長い話になるので、何日かにわけて書き込むことになりそうなのでまず御了承下さい。 私の祖母は大変花が好きな人で、庭にはいつもたくさんの花が咲いていました。 私は小さい頃から花は好きなのですが虫が苦手で、家の中から庭を眺めることはあっても庭に出ることはほとんどありませんでした。 ある日小学校から帰ると家の中には誰もおらず、ふと庭を見ると祖母が花に水をやっていました。 誰もいない家にいるよりは……とそっと庭へ出ました。 祖母はすぐに私に気付き、めずらしいね、みたいなことを言いました。 私は、虫にびびりながらも好... 続きを読む
袋叩き
7~8年位前の私の体験です。 夏に、親父と私(小学生)が2人で車に乗って出かけた事がありました。 目的はよく覚えていないのですが、確か祖母の家に行くとか、その様な感じだったと思います。 夜の10時くらいでした。 親父がタバコを買うのでちょっと待っていてくれ、と言い住宅街の暗い夜道の脇に車を止めました。 車には私一人です。 私は車の窓を何気なく開けました。 車を止めた場所からすぐ近くにあった、学校らしき建物。 そのグラウンドの上に誰かいるのが、薄暗い灯りによって見えました。 4~5人ぐらいだったでしょうか。... 続きを読む
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