全長50メートルの巨大物体が、赤道上3万6000キロの宇宙空間に浮かんでいるのを、日本スペースガード協会(理事長・磯部国立天文台助教授)が発見した。同協会が昨年12月に導入した反射望遠鏡のテストで見つかったもの。米国の軍事衛星と推測されているが、そんなに大きな構造物をどうやって打ち上げたのかも関心を呼んでいる。 この物体は、放送用の衛星などがひしめく静止軌道上(高度3万6000キロ)にあり、東経120度ほどの位置にじっとしている。同協会によると、物体の明るさは7―10等で変動していることから、形は... 続きを読む
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