新スレここ? ありきたりな話だが、まあ聞いてくれ。 高校の同級生が当時体験した話なんだが、1995年初春の話。 当時そいつら、AとBは相当仲が良くて、よくBがAの家に泊まりに行ってたんだ。 Aの部屋は当時俺らのたまり場で、俺もちょくちょく顔だしてたんだが、その日はBだけが来てたらしい。 そんで酒飲みながらゲームしたりだべったりしてた。 だけどさすがに毎日のように話してるせいでネタもつきてきたなってことで、度胸試ししようぜって話になった。 Aの家はでっかい坂の下にあって、その坂の上には古い神社がある。 四世... 続きを読む
幽霊や怨霊にまつわる怪異
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モヤと生首
小学生の頃、夏休みはよく母の実家に遊びに行っていた。 祖父母は優しくて小遣いをしこたまくれたから毎年行くのが楽しみだった。 あれは小五の夏だった。 塾に通わせようとする親を振り切るようにして田舎へ来た。 しかし親の方が一枚上手でそこから通える塾に入る手続きをされてしまい、お陰で毎日塾通いする羽目になってしまった。 朝8時に祖父母の家を出て最寄りのバス停まで10分ほど歩き駅前の塾へという日々であまり遊んだり出来ず不満だったが、祖父が交通費をたっぷりくるたので帰りに買い食いしたりゲーセン寄ったりする楽しみはあ... 続きを読む
手が伸びる
北陸方面の岩峰に、8年前の夏に登ったときの話。 本格登山じゃなくロープウエーを使った軟弱登山。 本当は麓から登りたかったんだが、休みの関係でどうしようもなかった。 5時間ほど稜線を歩いて山小屋で一泊して帰る予定だった。 有名な山だと人出でにぎわってる時期だけど、ここは予想通りそんなに人がいなくて、10時のロープウエイも数人しか乗ってなかった。 山頂駅から少し歩いて稜線に出るとあとはずっと岩場で、前に登山者の姿がちらほら見えた。 天気は晴れの予報で、このときは実際日差しがまぶしいくらいだった。 前の二人連れ... 続きを読む
引越し先の天井裏
これは友人に聞いたとかではなく、マジに俺自身が体験した話。 バイトで知り合った友達が、引越しをするというので手伝った。 そいつは一人暮らしで荷物もそんなにないし、引越し先も元の家から車で30分くらいの距離な上、俺もそいつも引越しの経験が有るので段取りは大体解っていたから、要領よく済ませることができた。 レンタカーを借り、朝から始めて夕方にはほとんど終わっていた。 その日はそいつの新居に泊まるつもりだったので、外で飯を食った帰りに酒を買ってきて、荷解きしたり駄弁ったりしてたが、昼間の疲れが出たのだろう、10... 続きを読む
扉の隙間
昨夜のことです。 ベッドで上体を起こして携帯を弄ってたら、突然足元で寝てた猫が起き上がって扉に向かって威嚇を始めました。 見てもそこには何もなく、手元に視線を戻したんですが、視界の端にある扉の少しだけ空いていた隙間に子供の顔があったんです。 慌てて視線を向けてもなにもなく、けれど視線を外すとそこにいる。 ホラー映画に出てくるような真っ白い血の気のない顔で、両目のあるべき箇所は真っ黒でした。 床からほんの少し上に、顔だけが浮いてこっちをじっと見てました。 どうしようと思いつつどうしようもなく、ちらちらとたま... 続きを読む
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