デパートの3階

結構気になることがあって書いていいかな。
あんま怖くないかも。
2週間くらい前に最寄りの駅のデパートに行った時のできごと。
そのデパートは入ってすぐ目の前にエスカレーターがあって左のほうに階段があってフロアの一番奥の方にエレベーターがある。
まぁよくある作りだと思うんだけどそのデパートはちょっと変わってて、何故かそれに加えてフロアの奥、エレベーターよりもっと右の死角になってるとこにも階段があるんだ。
しかもその階段が入口横の階段よりでかくて豪華? っぽい感じになってて従業員用っぽくないんだよね。
んでそのデパートで買い物をして、そろそろ帰ろうって思って近くのエレベーター乗ろうとしたらちょうど扉が閉まって下に降りてっちゃったんだ。
待つのめんどいしエスカレーター乗ろうと思った時にその奥の階段に気付いた。
でも買い物してたのが5階とかでどうしようって悩んでたんだけどせっかちな性格だから階段でさっさと降りようってなってその階段を使った。
その階段の存在は知ってたけどその時初めて使ってさ、その時気付いたんだけど何故か階数が踊り場とかに表示されてないんだよ。
普通でかいデパートとかってあると思うんだけど、ないから仕方なく自分で階数を数えて降りたわけですよ。
やっと一階についたーっとか思ってたら何故かそこは二階だった。
フロアの奥だから中まで来てようやく異変に気付いた。
変だな~って思ったけど仕方ないからエスカレーターで一階まで下りて、数え間違えってことにしてその日は帰った。
んで昨日またそのデパートに買い物に行ったんだ。
買い物を済ませて帰ろうと思った時にこの前のことを思い出した。
思い出した時に何故か、やっぱ絶対に数え間違いはしてないだろってムキになってしまってもう一度確かめたくなってまた階段のとこに行った。
それで今回は一階下りたらフロアをしっかり確認することに決めたんだ。わざわざフロアの中に行かなくとも横のエレベーターで確認すればいいし。
とりあえずそういうことで階段を下りていったわけです。
そのときは六階にいたのでそこから始めて、五階に下りたらエレベーターのとこまで行って~、四階に下りたらエレベーターのとこに行って~ってのを繰り返した。
それで三階についた時だった。
明らかにおかしかった。
まず天井が他のフロアに比べて異常に低い。
恐ろしいほどにすっからかんなフロア。
他のフロアも死角になってる階段付近はがらんとしてるけど三階は異常だった。
というかもっというと、ここ俺の知ってる三階じゃない…..
それでもとりあえず確認しとこうと思ってエレベーターまで行った。
でもそこにはエレベーターは無かった。
なにも表示されてないし、ただ空っぽのフロアだった。
その時俺は初めて怖くなった。なんか来ちゃいけないとこに来ちゃったみたいな、異世界みたいだったよ。
あと何故かその空っぽのフロアは明りがついてたんだよね
電気代とかどうなってんだろとかビクビクしながら馬鹿なこと考えてた。
恐怖? っていうのかな、とりあえず動けなくなっちゃってただその場でぐるぐる周りを見回してた。
それで奥のほうに何かがあるのを見つけた。
デパートってフロアに柱みたいなのあるだろ?
その柱の影に黒っぽいのが横たわってるのが見えるんだ。
最初人かと思って本当に頭が真っ白になったよ。
でもよく見たら人にしては小さいし人形? っぽいなって思った。
それでも十分怖いけどさ。
それ見つけた時に金縛りが解けるみたいに動けるようになった。
凄い怖かったのに見に行っちゃたんだ。
普通逃げると思うんだけどその時は頭になかった。
見なきゃいけないみたいな強迫観念みたいなのにかられてたと思う。
それで柱まできて安堵した。
その黒っぽいのはランドセルだった。
心の底からランドセルかぁ~って安心した。
人とか人形とかよりマシだからね。
でもその横にまだ何かあるみたいだった。
ランドセルに覆いかぶさってよく見えないから仕方なくランドセルをどかした。
手で触るのが嫌だったから足で軽く蹴る感じでどかした。
でも思いのほか強く蹴っちゃったっぽくてランドセルが思いっきり飛んでった。
それでやばいと思ってランドセルを直しに行ったら開いちゃったらしくて中の物が外に出てしまった。
急いで中の物を戻そうと思って見たらそこには上履きとノート一冊があった。
ランドセルの中に上履き?とか思ったけどよく見たら上履きに苗字が書いてあった。
いや、当たり前なんだけどさ、なんか人が使ってたっていうリアル感みたいなのが一気に増してまた固まってしまった。
それでノートの名前欄を見るとその苗字とは違う言葉が書いてあった。
ぐしゃぐしゃで何故か濡れて滲んでたせいでよく読めなかったけどなんとなく「おかあさん」って読めた。
それ見てまた動けるようになって、そういえばランドセルの横にあった物はなんだろうって思ってすぐ振り向いた。
そこには赤いハイヒールと灰色の変な物が数個落ちてた。
でも色々ありすぎて感覚が麻痺してた俺はそれをしっかり確かめたくなった。
近くまで行ってよーく見るとハイヒールの横の灰色の物体は人間の生爪だった。
本気でゾッとして全身の鳥肌が総立ちして、人生で初めて死を覚悟した。
その瞬間にピンポンパンポ~ンみたいな館内アナウンスが響いて、それと同時にダッシュで逃げた。
マジでなんだったのあれ…..
そこでバイトしてる友達いて聞いてみたけどそんな階ねーよって言われた。
どうしよう呪われたりしてないかな……
とりあえず今は階段を前段飛ばしとかして逃げたから足が痛くて死にそうです。
もう一回自分で書いたの読み直して思ったんだけどなんでおれ階数数えてんの…..?
一階行くならそんなに神経質になって数えなくていいじゃん….
デパ地下はあったけどあの階段からじゃ行けないから普通に下りれば最後は嫌でも一階に到着すんのに。
63 本当にあった怖い名無し 2013/01/20(日) 16:16:38.52 ID:uMwhW/IV0 より
■参考
墓を掘る男(水木しげる)
美しいしゃれこうべを集めるフランスのジャン・コクトオに依頼され、夜中墓を掘り手に入れた三島ユキ夫。
翌日、土産を買いにデパートに向かうと4階で美しいデパートガールと出会う。逢引の約束をして去るが、女性は現れず、再び三島は4階に向かうが、そのデパートには4階が存在しなかった……
水木しげる恐怖貸本名作選 墓をほる男・手袋の怪 (ホーム社漫画文庫)

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