俺の実家の小さな村では、女が死んだ時にお葬式の晩は村の男を10人集め、酒盛りをしながらろうそくや線香を絶やさず燃やし続ける、という風習がある。 ろうそくには決まった形があり仏像を崩した? ような形で、その年の番に抜擢された男のうち最も若い者が彫る。また家の水場や窓には様々な魔除けの品を飾り、それらが外れないよう見張る。番人以外はその夜、たとえ家人であっても家の中に入ってはいけない。他にもいくつか細かい決まりがあるのだが、これらはキャッシャと呼ばれる魔物から遺体を守るために代々受け継がれている風習だ... 続きを読む
最近のコメント