皆様は木守りという風習を御存知でしょうか。 実った木の実を全て取り入れてしまわず、いくつか残す風習は昔からあって、取り入れずに残した実のことを『木守り(きまもり)』と呼びます。 諸説ありますが来年もまた沢山の実をつけてくれるようにという願いを込めた行為です。 これは、私の祖父の姉が子供の頃に体験したお話です。 祖父の家の裏山には大きな柿の木があります。 その柿は渋柿で毎年干し柿をたくさん作っています。 祖父の家では一本の縄に10個ずつ柿を吊るします。 それがズラーッと並ぶと壮観ですね。 良い具合に干された... 続きを読む

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