あんまり怖くないかもしれないけど、昔、叔父さんから聞いた話です。 叔父(以後、S治)が小3の時、クラスにN谷さんという子がいた。 N谷さんは掃除していない奴に進んで「ちょっと!」とか言いに行くクラスの委員長っぽい性格で、女子の友達は多いけど一部男子からはちょっと疎まれやすい感じの子だったらしい。 S治はわりと大人しく、真面目な学生だったということで、N谷さんに怒られることもなかったし、遠足の班が一緒だったこともあって仲良くしていたらしい。 二学期になった頃、S治はいきなりN谷さんに誘われて、交換ノートをし... 続きを読む
学校
穴倉
私は現在、ある地方大学医学部に在籍している者ですが、オカルトではありませんが、医学部にはいろいろと不気味な場所が存在します。 そのなかの一つ、『法医学研究室第一標本室』のお話です。 私の住む地方には検視監制度がなく、いわゆる異状死体は、全て大学の法医学教室に搬送され、司法ないしは行政解剖が行われます。 それはそれは様々な異状死体が運び込まれてくるわけで、中には練磨の法医学教室のメンバーでさえ、目を覆いたくなるような無惨なものもあります。 これらの異状死体は証拠写真を撮影された後解剖され、遺族のもとに返され... 続きを読む
監視小屋
私の通っていた高校は、築120年という気合の入りようでした。改築が繰り返された校舎は、素人目に見ても奇妙としか言いようの無い形に湾曲しています。今では珍しくなった平屋であるにも関わらず階段があり、廊下のどん詰まりの壁際から天井に向かって伸びています。そのほかにも、玄関を入ってすぐにある音楽室や、ドアが埋め込まれて立ち入れなくなった教室。(外から見るとベニヤ板で物々しく目張りされています)その中でも奇妙極まりないのは、『監視小屋』なるものがあるということです。 私は遠方から通っていた為、時々地元の友... 続きを読む
図書館の女生徒
うちの学校の怪談。 20年以上前に腰まである髪の生徒がいて、友達がいなかったために、いつも休み時間や放課後は図書館の窓辺に腰掛けて本を読んでいた。ある日、事故(ノイローゼで自殺説も有り)で落ちて死んでしまった。 彼女の名前が残る図書カードの本を20冊借りると、彼女が窓辺に現れる。(長い髪の毛が本にいっぱいはさまってる説もある)それでノイローゼになる子が続出して図書館の図書カードが廃止されてバーコードになった。彼女の借りた本を全部借りると家まで付いて来るらしい。図書室の資料室のどこかに彼女の文... 続きを読む
ブルマ姿の女の子
大学の時の話なのだけど、とある「東京都内の島」に旅行したとき、かなりの不思議現象にビビらされたことがある。もう世間の夏休みはとっくに終わってて、大学生くらいしか休んでない9月の半ばだったのだけど、その某島の旅館を夕食後に出て、近所をぶらぶらしていた。 夜の8時ちかくでもう周囲が暗くなって、俺も手持ちの小型懐中電灯を付けないとならないほど。その島には小学校が一つあるのだけど、そこに通りかかると、周囲の民家もそうなんだけど、学校の正門も閉じてなきゃ、体育館の扉も開け放したまま。 なんとなくで散策... 続きを読む
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