クロ宗

【コラム】クロ宗の原典「鬼無鬼島」を読む

以前書いた「クロ宗」。このお話の恐らくのキッカケと思われる本が1957年(昭和32年)に出版された堀田善衛の『鬼無鬼島』です。というわけで早速読んでみました。旧字体で書かれているために読みづらかったですが、慣れてくると物語にぐんぐん引きこまれます。めちゃくちゃ面白かったです。で、多分今から本気で読もうとする人もいないと思いますので(旧字で大変ですし)、さくっと粗筋を書いておきます。もしどうしても自分で読みたいなら、ここで閉じてください^^; 物語は鬼無鬼島と呼ばれる島が舞台になります。ここには山部... 続きを読む

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クロ宗

『クロ宗(クロ教)』の鉄の掟 今から400年前、キリスト教徒が江戸幕府によって迫害されていたころの話。島原の乱に敗れたあと、彼らは幕府からの厳しい弾圧を逃れるべく、鹿児島県、下甑島(しもこしきじま)に流れ着いた。離島であるがゆえに、幕府の追及も届かない。ようやく安住の地を得た彼らはこの島にTという集落をもうけ、なおもキリスト教を信仰し続けた。 とはいえ世間から孤立することにより、キリスト教本来の教えとは異なる独自の宗教を編み出すに至る。それが『クロ宗』だった。クロス(十字架)が語源といわれ、... 続きを読む

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