山で出会った子供と爺さん

20歳ちょっとだったか、まだ実家でぷーたろーやってた時。 ウチは物凄い田舎で、家のすぐ傍が森とか山みたいな所だったのよ。 そんで何もやる事ないし、家にいたら親がグチグチうるせぇから、そういう場所をうろついてた。 その時期何かもう何もやる気なくて、どーでもいーやーって感じで、山道登りながら自分の事を考えてたら、いつの間にかいつも歩いてる山道から逸れて、道無き森を彷徨ってた。 今のオレなら絶対取り乱してたけど、その時は別に死んでもいいやって気分。 しばらくふらふらしてると、何か細い道っぽい所... 続きを読む

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やまけらし様

俺の家は物凄い田舎で、学校に行くにも往復12kmの道程を自転車で通わないといけない。 バスも出てるけど、そんなに裕福な家でもないので定期買うお金がもったいなかった。 学校への道はちょっと遠回りだけど街中を通る道と、若干近道だけど山越えをする道と2つある。 俺は山越えで汗だくになるのが嫌だったので、ほとんど街中のルートを通っていた。 ある日、学校の体育館で友達とバスケをしていて遅くなった俺は、早く帰ろうと自転車で山越えをしようとしていた。 街中に入る道と山道に入る道の分岐点にあるコンビニで飲み物を... 続きを読む

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神様の婿

眠れないがてら昔話でも。 俺の地元は山中にある集落だった。 だったというのは今ではその集落は過疎や車が必須などの不便さにより、ほとんどの世帯が山の麓の町に移り住んでるため今では先祖の墓が残っている程度だ。 俺は中学卒業と同時に県外の高校に下宿し、地元に帰るのは1年に一回というのもザラで高校卒業後就職してからはほとんど帰ることもなくなった。 就職して3年ほどたった時実家から一本の電話があった。 近いうちに実家に帰って来いというたまにくる催促の電話だ。 俺は仕事が忙しくない時期だったこともあり久々... 続きを読む

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