じっちゃま(J)に聞いた話。昔Jが住んでいた村に、頭のおかしな婆さん(仮名・梅)が居た。一緒に住んでいた息子夫婦は、新築した家に引っ越したのだが、梅は「生まれ故郷を離れたく無い」と村に残った。しかし他の村民の話では、「足手まといなので置いて行かれた」そうだ。 その頃から梅は狂いはじめた。普通に話しをしているかと思うと、いきなり飛びかかり腕に噛み付く。腕の肉が削り取られる程に。そんな事が何度かあると、「ありゃあ、人の肉を食ろうておるんじゃなかろうか」と、村中で噂が広まった。 まだ子供だったJは... 続きを読む

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