長野県にかつて神原村と呼ばれた村(現、天龍村)があった。 この村には「おじろく、おばさ」と呼ばれる風習が存在した。 これは結婚に関する風習で、長男が結婚して家を継ぎ、次男以下は養子になって他家に行くか、女性は嫁いでいくかしないかぎり結婚を許されないというもの。 結婚をしていない次男以下の男を「おじろく」、女性を「おばさ」と呼び、戸籍上は【厄介】と書かれ村人との交流も祭りへの参加権もない。当然、交流がない以上、おじろくとおばさの交流もないので多くは結婚もなく童貞、処女で一生を終えていった。 このような風習は... 続きを読む

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