小学校低学年の頃。 子供の頃の記憶がハッキリしている自分にしてはおぼろげな記憶なので、一部夢と混ざっているのではないかと思いつつ、なるべくハッキリしているところを。 病弱な姉は、多少元気にはなったものの虚弱だったため、夏休みの間は虚弱児のための病院施設のようなところに親と一緒に通っていた。 その期間、やんちゃで遊びたい盛りの自分は母方の実家に預けられていた。 ある夏、そこに祖父母の親戚という人が来て 「うちに泊まりにおいで」 と言われ物怖じしない性分の自分は、あっさりとついて行った。 その人たちは父母より... 続きを読む

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